椅子づくり百年物語 - 宮本茂紀

椅子づくり百年物語 宮本茂紀

Add: mesaqizy11 - Date: 2020-12-05 03:38:26 - Views: 9446 - Clicks: 609

See full list on axismag. 宮本が海外にわたって経験した製作現場では、デザイナーとモデラーが互いに刺激し合い、発展的な関係性にあり、そういうなかからいいものが生まれていることを知ったという。だが、日本ではそもそも家具のつくり手、家具モデラー、そして家具デザイナーの数が少ないのが現状である。 家具塾でも、その問題に危機感を抱き、ものづくりにおいて建築家とデザイナーとつくり手の3者が協力し合う重要性を唱えている。今回のように宮本の仕事や家具づくりについても体験を通じて勉強する場をつくり、議論を重ねる機会もたびたび設けている。宮本は年で82歳を迎える現在も、文化財の修復や観光用馬車といった多様なプロジェクトを抱え、デザイナーとの試作開発にも意欲的だ。本記事でも家具モデラーという仕事を多くの人に広く知ってもらう機会になればと考えており、興味をもたれた方は、さらに著書を読むことをお勧めしたい。 宮本茂紀(みやもと・しげき)/家具モデラー。1937年東京生まれ。芝家具の流れを汲む椅子張り職人として修行を積む。1966年五反田製作所を創業。1983年五反田製作所の分社としてミネルバ設立。イタリア、スウェーデン、スペイン、ドイツの工場で研修を受け、世界的な技術を修得。国内外トップブランド家具のライセンス生産をはじめ、試作開発、迎賓館や白洲次郎の椅子など歴史的価値のある椅子の修復、宮内庁の儀装馬車の修復や家具の製造のほか、日本初のモデラーとして時代を代表するデザイナーの椅子の製作を手がける。年黄綬褒賞受賞。編著書に、「原色インテリア木材ブック」(建築資料研究社、1996)、「世界でいちばん優しい椅子」(光文社、)、「椅子づくり百年物語」(OM出版、)がある。 家具塾/建築家とデザイナーとつくり手がともに「身体と家具と空間の関係と可能性」について考えるデザインの勉強会。年春に始動。座学ではなく、実際に家具に触れながら、あるいは空間に身を置きながら、身体と家具と空間の関係と可能性を問い直すこと、また参加者も気軽に発言できる活発な議論を重要視している。塾長は家具デザイナーの藤江和子、スーパーバイザーは家具モデラーの宮本茂紀が務める。サポーターには、テキスタイルデザイナー・コーディネーターの安東陽子、編集者・デザインコミュニケーターの飯田 彩、建築家の田井幹夫、藤江和子アト. 宮本 茂紀(みやもと しげき、1937年 - )は、静岡県出身の椅子張り職人、家具モデラー。. 椅子づくり百年物語の本の通販、宮本茂紀の本の情報。未来屋書店が運営する本の通販サイトmibonで椅子づくり百年物語を購入すれば、ポイントが貯まります。本の通販 mibonでは暮らしとファッションの本 新刊・既刊や雑誌など約250万冊の本が購入できます。.

椅子づくり百年物語 : 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで フォーマット: 図書 責任表示: 宮本茂紀著 言語: 日本語 出版情報: 浜松 : OM出版 東京 : 農山漁村文化協会 (発売),. 椅子づくり百年物語 : 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで. 送料無料【中古】椅子づくり百年物語—床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで (百の知恵双書) Tankobon Hardcover 宮本 茂紀 0. 椅子づくり百年物語 床屋の椅子からデザイナ-ズチェア-まで /OM出版/宮本茂紀 (単行本) 中古ならYahoo! ショッピング!2,933円. OM出版 農山漁村文化協会 宮本茂紀. 宮本茂紀著 椅子づくり百年物語 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで 百の知恵双書 : 宮本茂紀著 | HMV&BOOKS online本サイトはJavaScriptを有効にしてご覧ください。.

>椅子の神様 宮本茂紀の仕事; 椅子の神様 宮本茂紀の仕事. 今日はこの本を読みました 宮本茂紀『椅子づくり百年物語』(OM出版、) 著者は椅子職人で、「現代の名工」にも選ばれ黄綬褒章も受賞している方。 若い頃から外国製の高級な椅子のチューニングやメンテも手がけ、やがてイタリアの著名メーカーやJR、日産などの仕事もするようになった. 宮本茂紀ミヤモトシゲキ 昭和12年、静岡県の伊東に生れる。昭和28年、東京・深川の斉藤椅子店に徒弟として就職の後、椅子張職人として、芝を中心に数多くの仕事をする。その間に都立日本橋高校卒業。昭和41年、五反田製作所を開設。.

百の知恵双書−visual study books− 010。椅子づくり百年物語 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで/宮本茂紀【合計3000円以上で送料無料】. 椅子づくり百年物語 : 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで: 著者: 宮本茂紀 著: 著者標目: 宮本, 茂紀, 1937-シリーズ名: 百の知恵双書 ; 10: 出版地(国名コード) JP: 出版地: 浜松: 出版社: OM出版: 出版地: 東京: 出版社: 農山漁村文化協会: 出版年月日等. 椅子づくり百年物語 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで:宮本茂紀を「メルカリ」で取引しよう、誰でも安心して簡単に売り買いが楽しめるフリマサービスです。. 店舗名:Honya Club. · 椅子づくり百年物語 椅子づくり百年物語 - 宮本茂紀 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで 著者: 宮本茂紀 isbn:出版: om出版/農文協 定価: 2,800-円(税込).

ここで宮本の仕事を改めて紹介しよう。モデラーの仕事は、デザイナーのアイデアを2次元のスケッチや図面から3次元の試作に落とし込み、細部を調整しながら製品化へと導く。そのために経験や知識はもとより、創造力も必要とされる。宮本は日本初の家具モデラーとして椅子やソファを中心に、企業やメーカーの製品や試作開発、建築空間のための特注家具の製作、ライセンス生産、文化財の修復など、国内外の多彩な分野で活躍している。 1953年に15歳で徒弟に入り、日本の洋家具デザインの草創期から携わって、独自に経験を積んで腕を磨いてきた。50年代はさまざまな家具の製作所で、ワラや馬の毛、スプリング(ばね)を使用した古典的な西洋の椅子づくりを学んだ。転機を迎えたのは、60年代のことだった。 ▲ヴィコ・マジストレッティの「マラルンガ」。背もたれの曲がる構造を見る。左は、家具デザイナーで、塾長の藤江和子。 60年代は、イノベーター、アスコ、アルフレックス、エアボーン、オーバーマン、カッシーナ、B&Bなど、石油化学製品を用いた海外の家具(椅子やソファ)が国内にいっせいに流入した時期だ。 それまで椅子をつくるには5年以上の修行が必要だったが、石油化学製品からつくられた椅子は、簡単に言えば、素材を機械でカットして生地をかぶせれば完成するため、昔ながらの家具職人は自分たちのやる仕事ではないと思っていた。だが、宮本は当時から、「自分ができることは何でもする」と積極的に取り組んだ。輸入された椅子はそのまま日本市場で販売されるものもあれば、日本人の体型に合わせて規格変更したり、輸送コストを抑えるために分解された部材として届くものもあり、その組み立て作業を行ったりした。 ▲イタリアのカッシーナでの宮本の研修時の写真。左は、今回のファシリテーターを務めた、家具デザイナーの藤森泰司。. Amazonで宮本 茂紀の椅子づくり百年物語―床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで (百の知恵双書)。アマゾンならポイント還元本が多数。宮本 茂紀作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. マリオ・ベリーニが1977年にデザインした「CAB」は、日本では80年代に入ってから販売が開始された。国内生産にあたり、宮本はイタリアから送られてきた部材を組み立てた。牛革をスチールフレームにかぶせてファスナーで綴じるのだが、タンニンなめしの革は硬いのでかなり力のいる作業である。それには以前、ミラノの馬具屋で修行を積んだ経験が生きたという。 その後、デザインは遊牧民のテントから着想を得たものだと聞き、本当は布製でつくりたかったのではないかと考え、キャンバス地を使って独自に試作してみたことがあった。それをベリーニが見て、いたく気に入ったそうだが、革でつくるより製造工程に手間がかかりコストに跳ね返るため、製品化するには難しいと判断された。実現には至らなかったが、宮本にとってはベリーニの本来の思いをすくい上げることができたのではないかと感じ、記憶に残る一脚になったという。 ▲ハンス・ウェグナーの「ジ・オックスチェア」。写真提供/家具塾 アトリエの宮本の部屋に置かれている、自身で購入したというハンス・ウェグナーの「ジ・オックスチェア」も紹介された。この椅子に座っていると、「職人たちのものづくりの想いが伝わってくる」と言う。「北欧メーカーの家具、特にウエグナーのデザインした家具には、職人の伝統的な手作業の技術や丁寧な仕事が随所に生きている。それを育み後世に継承するためにも、こうした家具をつくり続けることが大事だと思いますね」。 つくられた60年代半ば当時は、天然ゴムと合成樹脂を混ぜたフォームラバーが採用されたが、60年代末以降のウレタンフォームの発展とともに素材が変更された。会場では、背もたれの尖った部分の内部に収められている、職人の名前や住所が書かれた板を取り出し見せてくれた。自分の手がけたものに名入れすることに対し、「ものをつくる人の意気込みや誇りを感じる」と宮本は語った。 ▲オリヴィエ・ムルグの椅子にヒントを得て開発した、宮本がデザインした「ミヤモトチェア」。. ― 1993年から3年間続いた『室内』の連載記事の一部は、書籍『椅子づくりの百年物語』にもなりました。宮本さんが手がけた国内外の建築家やデザイナーの家具や素材についての解説や論評、家具の断面図を描いたイラストも貴重なアーカイブ資料だと思い.

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椅子づくり百年物語 - 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで - 宮本茂紀 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなのレビュー・感想も満載。. 70年代に宮本は欧州にわたって、家具のトップメーカーで世界的な技術を習得。その後も輸入家具を扱うさまざまなメーカーから仕事が舞い込み、自社工場を増やして生産にあたった。 「家具塾」特別編の第2部で取り上げられたのは、その時代に宮本が国内試作・製作に携わったものや自身が気に入って購入した椅子(主にソファ)についてだ。ひとつは最初に衝撃を受けたという、1969年に発売されたガエタノ・ペッシェの「UP」シリーズ。それまでの古典的な西洋の椅子は、座面や背もたれに天然素材を何層も重ねてスプリングと組み合わせ快適な座り心地を追求していたが、これはすべて機械でつくられる。「ペッシェの提案は、ひじょうに強烈でした。われわれ職人は自分たちの手の届かない世界を痛感し、将来に迷いを感じたのがこの椅子でした」と宮本は語った。 ▲アルフレックスの「MODEL 7」。左は、建築家で、家具塾サポーターの田井幹夫。 60年代から70年代にかけて、ペッシェの「UP」のようなウレタンの塊のような家具が多数登場したが、それらとは構造が異なるのがアルフレックスの「MODEL 7」だった。 宮本が初めて見たのは、1970年。今までに経験したことのない柔らかな感触で、背もたれが後ろにしなやかに曲がった。「それまでの家具は背もたれが曲がるという概念がなかったので、驚きました」と話す。会場では、宮本がカバーを取り、素材や構造を見せてくれた。背の途中までスチールパイプが伸び、上部は塩ビパイプ、クッション材には硬度の異なるモールド発泡フォームで構成されている。「気になった家具は解体してみる」というのが宮本の仕事のやり方で、参加者にとっては普段あまり見ることのない内部構造を知る貴重な機会となった。 ▲マリオ・ベリーニの「Amanta」。土台にクッションを載せているだけなので、取り外しが容易にできる。. bookfan for LOHACO ストアの商品はLOHACO(ロハコ)で!【内容紹介】 床屋の椅子は、いつから坐り心地がよくなったのか。旧帝国ホテルの設計者、フランク・ロイド・ライトが自らデザインした椅子に込めたものは。. 床屋の椅子は、いつから坐り心地がよくなったのか。旧帝国ホテルの設計者、フランク・ロイド・ライトが自らデザインした椅子に込めたものは。体の大きなマッカーサーが日本上陸後に使った椅子と、体の小さな吉田茂が愛用した椅子の違い。この一〇年で、自動車のシートはどのように. 【最短で翌日お届け。通常24時間以内出荷】。【中古】 椅子づくり百年物語 床屋の椅子からデザイナーズチェアーまで / 宮本 茂紀 / om出版 単行本【ネコポス発送】. 9 形態: 151p : 挿図, 肖像 ; 25cm 著者名: 宮本, 茂紀(1937-) シリーズ名:. 9 形態: 151p ; 25cm 著者名: 宮本, 茂紀(1937-) シリーズ名:. Amazonで宮本 茂紀の世界でいちばん優しい椅子。アマゾンならポイント還元本が多数。宮本 茂紀作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。.

com PayPayモール店. 左から『椅子づくり百年物語』(農文協 百の知恵双書 電話:03・3585・1142)は月刊誌での連載を基に、歴史や物語を背負った椅子を紹介。 『原色インテリア木材ブック』(建築資料研究社 電話:03・3986・3239)は現在、日本の市場に出回っている木材約180種. 農文協 公開書誌 >> 全集 >> その他 >> 百の知恵双書; 解説 「床屋の椅子は、いつから坐り心地がよくなったのか」「マッカーサーの椅子と吉田茂の椅子の違いとは」「フランク・ロイド・ライトが自らデザインした椅子に込めたものは」─椅子の試作開発に永年携わる職人.

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